万生(ばんせい)
万生(ばんせい)とは・・・
古くから「薬草」として使用されてきた 「イタドリ」「柿の葉」「よもぎ」他、数種類の植物成分を独自の配合と製法で抽出した、植物成分100%の安全な原料です。
万生を配合し、使用した建築商品も沢山あります。
金属以外の住宅資材全般(内装用化粧材・家具・建材・塗料など)や、植物成分100%の安全な原料なので、衣料、食品など幅広い利用が期待されています。
植物は、菌寄生生物・草食獣・病原体・酸化的細胞等からの被害、および環境的なストレスから身を守るために、 自ら抗酸化物質・抗菌物質等を豊富に作り出す作用を持っており、そうした作用を持つ物質は一般的にポリフェノールやフラボノイドと呼ばれています。
15年間の研究で生まれた、万生(ばんせい)の主成分は100%植物です。
厳選された植物から抽出した溶液を発酵させ、効果が最大に引き出された状態を保つように加工されています。
植物の中でも、人間にとって有害な物質に効果を発揮する植物を選び、最も効果の出る時期に採取し加工しています。
ホルムアルデヒドの吸収効果が認められているタンニンや、抗菌物質のレスベラトロール等のポリフェノール、強力な消臭・抗菌・抗酸化作用のある様々なフラボノイドを豊富に含み、最高の状態でバランス良く働き、接触する有害物質の除去・消臭・抗菌・抗酸化に優れた効果を発揮します。
人の肌に直接使用した場合には、更に植物の薬効成分の効果が得られます。
古来から伝わる薬草と呼ばれる植物の持つ、神秘的な自然のパワーを15年の歳月をかけて研究し、試行錯誤を重ね、誕生したこの「万生」には、「人々に快適で健康な生活を送ってほしい」という開発者の強い願いが込められています。
万生(ばんせい)の3大成分
イタドリ
イタドリの名前の由来は「痛取り(いたどり)」の意味で、痛みを取るからとされています。
擦り傷、切り傷などの皮膚疾患に絶大な効果があるとされ、柔らかい若枝を患部に塗布すると出血を止めて痛みを和らげる作用があるとされています。
イタドリは、酸化を防止し、細菌感染の進行を抑える抗生物質・抗細菌剤となるレスベラトロールというポリフェノールを含んでいます。
イタドリは蓼科の植物ですが、蓼の葉は酸っぱくて不味いと言われながらも人々が食用に利用しているのは、優れた酸化防止効果があるからです。
柿の葉
豊富なビタミンCが皮膚を殺菌し、さらに活性酸素を除去する効果があるとされています。
体を芯から温め、冷えから来る生理通・婦人病・更年期障害・腰痛・神経痛・肌のかさつき・痔などにもよいとされる、韓国に伝わる民間療法に使用されています。
柿の葉には、防水・防腐・防虫効果・ホルムアルデヒド分解効果などがあります。
ビタミンC(アスコルビン酸)のほか、フラボノイド配糖体のアストラガリン、ミリシトリン、そのほかカロチン、パントテン酸、タンニンなどが含まれています。
昔からある「柿の葉寿司」は、その抗菌性と消臭性を利用したものです。
また柿渋には蛋白と結びつく作用があり、昔から毒蛇等の蛋白毒の除去やお酒の清澄剤として利用され、現在でも様々な分野で使用されており、ホルムアルデヒドを分解する効果も認められています。
柿の葉茶は、血圧降下・利尿・止血作用があるとして古来より飲まれています。
最近ではアストラガリンがアレルギーに対して高い効果を持っていることも注目されています。
よもぎ
古くから、肩凝り・神経痛・しもやけ・痔・冷え性・腰痛・疲労回復に対する効果があげられています。
また、よもぎは擦り傷や切り傷の止血剤としても使用されてきました。これはよもぎの持つ強力な殺菌効果をうまく利用した例です。
よもぎは、気中の有害物質を吸収分解する効果、消臭効果、抗菌効果、抗酸化作用に優れた、タンニンやフラボノイドを豊富に含んでいます。
よもぎの薬効は大変幅広く、上記以外にも解熱・神経痛・リュウマチ・子宮出血・老人婦人諸症・吐血・下痢・喘息・貧血・腰痛・皮膚の様々な症状などに効果があるとされています。
最近の研究では、ガン治療に効果のある天然のインターフェロンを含むことも明らかになっています。
また、活性酸素を消す働きは野菜・薬草の中でもナンバーワンです。
シネオール、ツヨン、β-カリオフィレン、ボルネオール、カンファー、脂肪油のパルミチン酸、オレイン酸、リノール酸、ビタミンA、B1、B2などの精油分が豊富に含まれており、古代からヨーロッパやアジアで魔除けとしてヨモギを玄関に吊るす風習があるのは、その効果に気付いた先人たちの知恵と言えるでしょう。
万生(ばんせい)の性能
自宅やオフィス、店舗などを健康で未病の空間に変え、エイジングケアによる快適空間つくりを構築できます。
建材の材料臭、有害物質の低減抗菌性
部屋の抗酸化(還元)建材の有害物質の低減
塗料などのVOCの低減や有害物質拡散低減
水生系の塗料材でも1%はVOCであり、有害物質が拡散しています。
ストレス・酸化フリーの還元空間を簡単に作れる
天然塗り壁材に添加した場合、VOCの拡散を防ぐだけではなく、ストレス、酸化フリーの空間を簡単に作れます。
万生(ばんせい)の機能と効能
化学物質を吸着・脱シックハウス・臭いを除去・高い抗菌作用・強い抗酸化作用
有害化学物質の低減
室内空気中における、建材、内装、家具等の材料、接着剤等の揮発性有機化合物(VOC)、及び防虫剤、芳香剤などの有害化学物質を確実に軽減します。
厚労省指針不合格の新築住宅の、ホルムアルデヒドを61%低減TVOCを90%低減で合格
(分析元 ㈱環境リサーチ)
抗酸化作用
有害な活性酸素やフリーラジカルを消去し、食品の鮮度維持、素材の劣化防止、エイジングケアー効果を発揮します。
身体の酸化(さび)の原因となる活性酸素を消去することにより、アンチエイジング(抗老化)効果を発揮します。
測定例)万生を添加した鮮度保持袋では食品鮮度が長持ちする。
(分析元 東京食肉安全検査センター)
牛肉50日後の状態や匂いを東京食肉安全検査センターで検証
検査結果牛肉をポリエチレンにBANSEIを練りこんだ鮮度保持袋と通常のポリエチレン袋に入れ、冷蔵庫のチルドルームで保存し、50日後の牛肉の状態や匂いを評価しました。
その結果、牛肉をBANSEIを練りこんだ鮮度保持袋に入れたものは50日たっても鮮度が保持され、腐敗臭も無かった。
東京食肉安全検査センター検査結果
75日後の国産牛肉について、一般生菌数7.4×105g、色沢、外観、ドリップ、臭い等は認められずという検査結果が得られました。
下記は、鶏肉の一週間保管を10回実施した平均値の菌数のデータ。
一般の袋 | 万生混入の袋 | |
---|---|---|
普通の袋の生菌数 | 9900万 個/g | 500万 個/g |
大腸菌 | 52000 個/g | 5000 個/g |
黄色ブドウ球菌 | 300 個/g以下 | 100 個/g以下 |
以上の結果より、BANSEIを練りこんだ鮮度保持袋は野菜や牛肉、鶏肉の保存に対して有効であることがわかります。
抗菌作用
菌の増殖を遅らせ、抑制させることで静菌・抗菌しますので多様な製品の抗菌性を高めます。
8時間までのガス除去性能検査
(分析元 日本化学繊維検査協会)
測定例)
万生を添加した編地は繊維評価技術協会の抗菌・防臭の基準合格(SEK基準)
消臭・分解 空気の浄化
室内の様々な生活悪臭(建材から発生する化学物質の臭い・タバコの臭い・生ゴミの臭い等)を消臭し、空気をクリーンに保ちます。
ホルムアルデヒド等の有害化学物質も、万生溶液を配合した商品を使用することで融和還元し、自然に戻すことができます。
臭いの原因である有害な化学物質を、植物の力で融和還元し空気を「おいしく」します。
8時間までのガス除去性能検査
(分析元 日本化学繊維検査協会)
測定例)
消臭試験データでは2時間後に以下のガスが除去されました。
・アンモニア(78%減少)
・酢酸(92%減少)
・イソ吉草酸(99%減少)